ふるさと納税をすると、住民税などの控除を受ける事ができるため、保育料が安くなると思っている人がいるようです
ただ残念ながら、ふるさと納税は保育料の算定に関係ありません
そのため、ふるさと納税をしても保育料が安くなるわけではないんです…
保育料を安くする方法は別にあるんです!
保育料はいくら?算定基準は住民税の所得割額
平成27年から保育料の算定基準は、住民税の所得割額となりました
所得割額の算出方法
所得割額=(前年の所得金額ー所得控除額)×税率ー税額控除額
保育料はいくらになるか知りたいけど、所得割額の計算するの面倒ですよね…
大丈夫です!面倒な計算は必要ありませんよー
6月頃に送られてくる【市・府県民税 納税・税額決定通知書】をみると所得割額がすぐにわかるからです
通知書をみると、所得割額がすでに記載されているので、それで保育料がいくらか調べることができます
所得割額がわかったら、各市町村によって保育料は違うので、ホームページや役所で確認してくださいね!
ふるさと納税である寄附金控除は、所得控除にあたらないので保育料は安くならないんです
保育料を安くするためには、ふるさと納税を多めにしても意味はないので気を付けてくださいね!
ふるさと納税の限度額を超えた場合は、コチラのブログをみてね
【保育料が安くなる方法】所得割額を減らす
保育料って本当に高いですよね…
時短で働くと、保育料でお給料の半分以上がふっとぶ計算です(泣)
すこしでも保育料を安くしたい!
保育料を下げる方法としては、所得割額を少しでも下げることが必要です!!
所得割額は収入から控除額を引いた金額で決まるので、控除額を増やせば所得割額を減らす=保育料を下げることができます
控除額を増やす方法は具体的には、下記の控除を増やせばいいんです
- 基礎控除
- 扶養控除
- 配偶者控除
- 老人配偶者控除
- 配偶者特別控除
- 扶養控除(一般)
- 特定扶養控除
- 老人扶養控除
- 同居老親等扶養控除
- 障害者控除
- 特別障害者控除
- 同居特別障害者控除
- 寡婦・寡夫控除
- 特定寡婦控除
- 勤労学生控除
- 社会保険料控除
- 生命保険料控除
- 小規模企業共済等控除
- 医療費控除
- 地震保険料控除
たくさんあってわかりにくいですね…
私が対象になるのは、配偶者特別控除、医療費控除、生命保険料控除、iDeCoになりそうです
産休育休中にもらえるお金(出産手当金、出産育児一時金、育児休業給付金)は非課税なので配偶者(特別)控除になる可能性が高いですよ!
額面収入を計算して、旦那様の年末調整もしくは確定申告で配偶者(特別)控除の申請をしてくださいね
産後ケア施設を利用された方は、医療費控除お忘れなく!
間違えやすい!保育料の算定対象外
所得割額に含まれない、間違えやすいものとして下記があげられます
- 配当控除
- 寄附金控除(ふるさと納税)
- 住宅ローン控除
保育料を安くする方法にiDeCoは対象ですが、配当控除は対象外なので紛らわしいですね
また住宅ローン控除、寄附金控除(ふるさと納税)も保育料算定の対象外になります
たくさん住宅ローン控除をうけている方は、予想より保育料が高くてビックリするかもしれません
保育料が安くなる方法として、ふるさと納税や住宅ローン控除、配当控除は対象外になります
少しでも保育料を下げたい方は、所得割額を減らしましょう!!
iDeCoは金額が大きいため所得割額を減らすのに有効ですが、デメリットもあるので注意してくださいね