少子高齢化が進み、平均寿命が長くなるため、〈将来年金がもらえない?!〉とささやかれていますね
年金支給開始年齢が上がったり、年金額は下がったりする可能性は高いですが…
年金0はなく、年金はもらえると思っています
独身なら?専業主婦なら?共働きなら?年金っていくらもらえるの?!
専業主婦家庭と共働き家庭では、年金1000万円以上の差が生じるんです
世帯年収別に年金がいくら年金がもらえるかまとめます
Contents
年金満額もらえる場合の金額まとめ
年金は、国民年金(基礎年金)、厚生年金、共済年金の3つがあります
国民年金(基礎年金)満額
国民年金額は、1人年額77万9300円
月にすると6万4941円なので、心もとない金額ですね…
夫婦2人なら12万9882円になります
厚生年金満額
年収(収入)によって金額はかわります
夫年収500万円、妻専業主婦の場合、月約22万円もらえますよ~
正確に年金の金額を知りたいならば…
年1回送られてくる年金定期便をみたり、ねんきんネットにアクセスしてみてくださいね
年金満額もらう条件は、40年間の加入が必要
気を付けないといけないのは…
年金満額もらえない人が多いのが現状です
国民年金は、最大40年間加入できます
→年金満額もらう条件は、40年間加入していること
私は大学時代、学生年金納付特例制度を利用し、払うべき年金を後まわしにしました
そして、猶予期間の10年の間に追納するか悩み、結局支払っていません
自業自得なのですが、4万円(2018年度価額)ほど年金がへってしまいます
世帯年収別!30年後にもらえる推定年金額
悲しいことに、今後年金が減る可能性があります…
プロが推計した2050年の段階でもらえる年金月額はこちらです
*注*あくまでも大体の金額、65歳から受給できる計算です
年収300万、500万~独身の年金額~
フリーランスや正社員で、年収300万、500万を仮定した場合
フリーランス(基礎年金のみ)の場合
平均年収 300万 → 年金毎月4万
正社員の場合
平均年収 500万 → 年金毎月10~13万
平均年収 300万 → 年金毎月8~10万
夫婦年収合計600万、800万~共働きの年金額~
妻が専業主婦もしくは扶養内で働いているかどうか?!でもらえる年金額がかわります
妻の年収が200万円増えると、毎月4万円もらえる年金が増える可能性があります
夫:正社員、妻:専業主婦もしくはパート
夫:平均年収 500万、妻:平均年収 0~103万 → 2人で年金毎月14~17万
夫婦とも正社員
夫:平均年収 500万、妻:平均年収 300万 → 2人で年金毎月18~23万
年金は、年収が多いほどたくさんもらえる
年金の受給資格は10年社会保険を支払っていればオッケーです
10年未満働いていた場合→国民年金のみ
10年以上働いていた場合→国民年金+厚生年金(共済年金)
9年働いたか、10年働いたかで年金がかわってくるのです
ただ、10年はあくまで年金がもらえる資格が得られるかどうかであって…
実際にもらえる金額は納付期間や金額に応じます
そのため、年収が多く、ながーく働いた人は、その分国に納めているので、年金という形で恩恵を受けられます(自営業、フリーランスは除く)
繰り下げ受給で、年金アップ
年金の支給は、基本的に65歳以上ですが…
「繰り下げ受給」や「繰り上げ受給」といった年金のもらい方によって、毎月もらえる年金金額やトータルでもらえる年金金額が違います
繰り下げ受給とは
年金の支給開始時期を遅らせると、毎月の年金額を上乗せされるというもの
1カ月繰り下げると、0.7%ずつ年金額が加算され、満期の70歳から年金をもらうと42%増額される
繰り上げ受給とは
年金支給開始時期を早めると、毎月の年金額が減るというもの
1カ月繰り上げると、0.5%減額され、最大60歳から年金をもらうと30%減額となる
「繰り下げ受給」と「繰り上げ受給」はどちらがお得なの?
損益分岐年齢があるので、参考にどうぞ~
70歳まで繰り下げ受給した場合
→82歳以上長生きすればトク、これより短命ならばソン
60歳から繰り上げ受給した場合
→77歳が損益分岐年齢になります
私の家族は、63歳の時大病が発覚し、63歳から繰り上げ受給を選択しました
繰り下げ受給や繰り下げ受給は、年度の途中でも月単位で申請できます
ただ、一度申請したら変更はできません
寿命は人それぞれなので、どちらを選択するかはゆっくり考えましょう
女性(主婦)の働き方問題~年金から考える~
第3号被保険者(専業主婦、パート・アルバイトで扶養内で働いている方)は、保険料負担がありません
10年未満会社員として働き、それ以降は専業主婦もしくは扶養内で働いていた場合、国民年金しかもらえません
将来もらえる年金は、満額で年額77万9千円
私のように免除申請を行い、追納していない場合、さらに少なくなります(泣)
年金支給開始年齢から20年生きると仮定すると…
年収300万円の共働き家庭と比較して、専業主婦・扶養内で働いている家庭は、もらえる年金額が年間48~60万円ほどちがいます
48~60万円×20年=約1000万円の差
事情があって働けない方もいますし、絶対共働きするべきとはいえません
けれど、もらえる年金が1000万円違うってわかると、働くモチベーションが上がりますよね
配偶者控除や旦那様の会社から扶養手当ががもらえるから、専業主婦もしくは扶養内パートの方、手当総額と年金の差を考えてみてください
夫年収500万円の場合、妻の配偶者控除金額は約7万円/年になります
7万円+扶養手当3.5万円以上×12ヵ月>48万円
扶養手当が3.5万円以上/月あると、共働きのメリットが少ないかもしれませんね
共働きだと節約が難しくて、出費がかさむ可能性が高いので、どちらがより多くのお金がもらえるのか?!
共働きで推定されるデメリットを考慮して、働ける環境があるなら、働くことを選択肢のひとつにどうですか?
たくさんバリバリ働く必要はなく、年収300万円、手取り月20万円を目指すと年金額が年間48~60万円アップです
さらに、働きながら個人型確定拠出年金(イデコ)をはじめたら、メリット倍増!
余裕がでてきたら、投資をはじめてみるのもいいですね
1株から株がはじめられる『SBIネオモバイル証券』は、Tポイントだけで株が買えるのでオススメです↓
ローリスクで楽天ポイントをためる裏技もあります↓
仕事×家事×育児で大変な時はあると思いますが…
年金支給額×イデコの節税=1000万円+α以上の差となるので、共働きのメリットは大きいです
厳密にいうと…掛け金を支払っているので純粋に1000万円の差ではありませんが、我が家は今後も貯金を増やすために、働けるうちは共働き必須です
年金額を知ることは老後の備えだけじゃなく、結婚後の働き方を考えるいいキッカケにになりますよ~(*´∇`)ノ