2018年度から個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)の拠出が、『月払い』→『年単位拠出』への変更可能となりました
iDeCo(イデコ)の拠出は年2回がオススメです
年2回の拠出をオススメする理由、拠出額変更方法・書類の書き方についてまとめます
<追記>2018年10月から年1回拠出でも、年末調整が可能となったため、ブログ記事を修正しています
Contents
個人型確定拠出年金(iDeCo)年1回より年2回拠出をオススメする理由
手数料が少なくなるので、iDeCo(イデコ)は積み立てる月を減らした方がお得なんです
1月あたり国民年金基金連合会に払う103円がなくなります
『月払い』→『年1回』へ変更すると、103円×11ヵ月=1133円の手数料節約になります
手数料のコストカットは、確実にプラスなのでうれしいメリットですよね
ただ気を付けないといけないのは…
10~12月の間の年1回拠出だと年末調整にまにあわず、確定申告をしないといけません
→〈追記〉国民年金基金連合の発行スケジュールが変更となり、年1回拠出でも年末調整が可能となりました
①10月からの一括発行に加え、11月、12月、1月にも追加で発行される
(従来は1月のみ)
②掛金の月別指定(年1回12月のみ拠出)について、10月の一括発行時に払込予定金額が証明される
③一括発行後に、掛金額変更等により、払込金額と払い込み予定金額の合計額に変更が発生した場合は、自動的に追加発行の対象となる
(再発行申請書の申込は不要)
1~9月の間に1回でも掛金を拠出すると、年末調整ができます
12月の年1回拠出だと、確定申告をしないといけません
会社員や公務員の方は、「1~9月の間に1回」と「12月」の年2回拠出にしましょう
年末調整でiDeCo(イデコ)の申請をする方法は簡単ですよ~
12月の年1回拠出が一番手数料を削減できますね
ただ私は年1回拠出だと資金が集まらないので、年2回(ボーナスもらえる6月と12月)の拠出にしています
個人型確定拠出年金(iDeCo)拠出額の変更方法・書類の書き方
コールセンターへ電話し、書類を取り寄せよう
インターネットからの申込はできません
iDeCo(イデコ)を利用している金融機関の確定拠出年金専用コールセンターへ電話し、書類を取りよせてくださいね
「iDeCo(イデコ)の拠出額を変更したい。必要書類を送ってください」でオッケーです
私は楽天証券のiDeCo(イデコ)なので、楽天証券のコールセンターの電話番号をのせておきますね
加入者月別掛金額登録・変更届の書き方
書類が届いたら、書類は2枚記入する必要があります
まず1枚目、『加入者月別掛金額登録・変更届』の書き方を解説します
(出典:イデコ公式サイト)
『1.申し出者』
名前、生年月日、基礎年金番号を書いてくださいね
ここは、サラッといっちゃいましょう~
『2、当年の掛金額の指定』
拠出金額の変更は、提出月の翌々月からできます
注意して書いてくださいね
具体的には、2018年5月初旬に書類を取りよせました
その場合、5月、6月分のiDeCo(イデコ)の拠出をストップできません
7月から拠出金額を変更することができます
提出月の翌々月から拠出金額の変更可能
例)1月中旬に書類提出→3月以降から拠出金額変更できる
『3.翌年以降の掛金額の指定』
拠出回数は、年1回以上可能で、掛金拠出は経過した月の分のみできます
未使用分を翌月にくりこせるので、年1回拠出は最後の12月にまとめて拠出できます
具体的には、月23000円×12ヵ月=276000円積み立てられる私の場合
1月に、27万6000円を拠出することはできません
私は、ボーナス月の6月と12月の年2回拠出としました
それだけでも、国民年金基金へ支払う手数料103円×10ヵ月=1030円手数料の節約になります
加入者掛金額変更届の書き方
では、2枚目『加入者掛金額変更届』の書き方にうつります
(出典:イデコ公式サイト)
基礎年金番号、氏名、生年月日、性別、住所を記入してから…
「企業年金制度等」のあてはまるところにチェックをいれます
私は、公務員ではなく、会社に企業型確定拠出年金の制度はありません
その場合、「00 他に企業年金制度なし」にチェックでオッケーです
最後に、一番下!
『掛金額区分』を、『①納付月と金額を指定して納付します』に○してくださいね
毎月の掛金額は、書かなくて大丈夫です
注意点!申込はすぐに受理されない
月の終わりに書類を返送した場合、翌々月+1カ月かかる可能性があります
具体的には、10月第4週に書類返送→11月初旬に書類受理される可能性が高いのです
楽天証券のiDeCo(イデコ)コールセンターに電話で問い合わせところ
受理された月から翌々月の拠出額変更になるといわれました
そのため、10月第4週に書類返送した場合、拠出額変更を12月には難しく、翌年以降の変更となります
金融機関によってかわる可能性はありますが、再提出となったら手間ですよね
月末に書類返送する場合、翌々月+1カ月後から拠出額を変更することをオススメします
まとめ
2枚の書類を書き、免許証などの身分証明書のコピーと一緒に送り返してください
そうすると…
2か月後くらいに、『加入者引落予定のお知らせ』が届きます
無事に、拠出金額の変更届が受理されたっていうことです
私は合計金額を書き忘れたり、身分証明書のコピー同封を忘れたり…
3度目の正直で、やっと受理されました!
金融機関に書類返送する前に、必要書類2枚、身分証明書のコピーを同封しているか確認してくださいね
提出した『加入者月別掛金額登録・変更届』は、金融機関から国民年金基金連合会へ提出される書類です
そのため、インターネット上で手続きはできません
書類を取り寄せるなど、時間がかかりますが…
iDeCo(イデコ)年間手数料削減は、リターンに確実にプラスです
特に定期預金で積み立てている方は、年1回拠出+ほったらかしが一番お得です
大切なお金を着実に増やすために、節約だけじゃなく節税をおこなうことがお金を貯める近道です
かしこく節税をして、老後資金をふやしていきましょう
一番参考になった山崎元さんの本
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