世界中の株式市場が大混乱になっているコロナウィルス
3月は株価が大暴落し、投資資産の評価額がマイナスになった方多いのではないでしょうか…
人気の投資信託である『ひふみ投信(ひふみプラス)』は、暴落相場の前に現金比率を大幅に高めていたことで話題になっています
私はひふみ投信の積立を毎月1万円続けています
現在のひふみ投信評価損益の公開とともに…
ひふみ投信(ひふみプラス)を運営しているレオス藤野英人社長の今後の株式市場展望をまとめます
Contents
【ひふみ投信(ひふみプラス)】2020年4月評価損益公開
早速、2020年4月11日現在、ひふみ投信の評価額を公開いたします
評価金額 367229円
評価損益 -1010円
2019年8月時点のひふみ投信の評価損益はコチラのブログをご覧ください
2019年8月にひふみ投信を10万円分スポット購入し、2019年9~10月に10万円分売却しています
【暴落時のひふみ投信】買付金額の推移、積立を続ける理由
ひふみ投信は2016年5月から毎月1万円ずつ積立しています(途中、一部売却したことあり)
2019年10月から半年間の買付金額をみてみると…
2020年1月 50931円→2020年3月 39640円
大幅にひふみ投信の基準価格が下落していますね…
2020年4月10日時点での基準価格は43672円と少し戻してきています
「相場が下がっているときに積立を続けることは資産を減らしてしまう」と思うかもしれませんが…
相場が回復したときにより早く損がなくなり、リターンが大きくなるのは投資信託の積立をやめた人ではなく、投資信託の積立を続けている人なんです
相場が落ち着いてからスポット購入、積立を再開しようと思っても…
人間株価が下がっている時ってなかなか購入できないもんです
ひふみ投信の基準価格の購入価格推移をみてみると…
3月はひふみ投信の基準価格が低いところで購入できていました
短期的な資金の目減りを気にして積立をやめると、安く購入できるチャンスを逃すかもしれません
どこが底なのかわからないので、投資信託の積立を続けて相場の回復を気長に待とうと思います
【ひふみの投資戦略①】2020年2月現金比率30%へ
ひふみ投信(ひふみプラス)を運用するレオス・キャピタルワークスは2月中旬から現金比率を急激に高め、暴落直前の2月下旬には全体の約30%が現金になりました
藤野英人社長アッパレ
現金比率を高める経緯を聞き、さすがだなってものすごく感銘をうけました!
2020年1月時点では現金比率を大幅に高めることは考えていなかった
ただ海外渡航歴のない千葉県在住の人が新型コロナウイルスに感染したニュースを知り、新型コロナの感染拡大を止めることは難しいと感じ、中国・武漢市のロックダウンが日本や世界の各地で起こると予感
危機にそなえて現金を一気に高め、2月下旬のピーク時にひふみの現金比率は約30%
確保した資金は過去最高の約2000億円
引用:日本経済新聞
【ひふみの投資戦略②】株銘柄の入れ替え
2020年2月下旬は現金比率30%(約2000億円)でしたが、3月末時点での現金比率は約20%となっています
すでにひふみの組み入れ銘柄はかなり入れ替えているんです
1ヵ月の運用成績をみると…
TOPIX-6.0%に対し、ひふみ投信-2.4%なので、ひふみ投信(ひふみプラス)の売却テクニックのすごさがわかりますね!
具体的には…
Google、アップル、Amazonなどの景気敏感株を全て売り、米ドミノピザなどの巣ごもり銘柄を購入
2月末の組み入れ銘柄の1位はDPZになっています
【ひふみ投資戦略③】コロナウィルスの鎮静化はいつ?
藤野社長はコロナ・ショックは簡単には沈静化しないと予測しており、短くても半年、長ければ数年続く覚悟をしているそうです
コロナウイルスが完全に収束したら、数年ののち相場は回復してくる可能性が高いんでしょうか…
今後いつコロナウィルスが鎮静化、相場の回復がみられるのかはわかりません
ただ今の暴落局面は長期投資家にとっては積立を辞める時ではなく、積立を続けるべき時です
2020年5月1日時点でのひふみ投信の評価損益はコチラのブログをご覧ください
どこが底かわからないので、気長にひふみ投信の投資信託の積立を続けて相場の回復をまちたいと思います