【体験談】妊娠20週での中期中絶

体験談3【妊娠20週での中期中絶(人工妊娠中絶)】入院初日

妊娠6か月健診で胎児に異常がみつかり、妊娠20週にて中期中絶(人工妊娠中絶)を行いました

今回のブログからは私自身が経験した人工妊娠中絶手術の詳細な経過を書いております

自然死産ではなく人工死産ですので、お気分を害される方はここから先は読まないでくださいね

では、2泊3日の入院初日の体験談をまとめます

最初から読みたい方はこちらのブログから

【体験談1】妊娠20週での中期中絶(人工妊娠中絶)はじまり妊娠6か月(20週)で胎児に重篤な問題が見つかり、中期中絶(人工死産)を経験しました 妊娠6か月の妊婦検診の次の日に中期中絶を決意...

妊娠20週での中期中絶「入院初日」入院時間は?部屋は個室?

私は産婦人科のある総合病院にて出産予定でした

そのためそのまま出産予定であった総合病院に入院し、中期中絶(人工妊娠中絶)を行いました

前日の看護師からの説明で、産婦人科病棟に入院になるとのこと

その総合病院は個室があったため、私は個室を希望し入院しました

看護師は明日からの急な入院のため、もしかしたら個室の用意が難しい場合がある

大部屋になっても新生児と同室にはしないと言っていましたが、個室の用意ができたようで個室に入院することができよかったです

中期中絶はお産と同じように、薬を使って子宮口をひろげ、陣痛をおこして経膣分娩で行います

私が入院した病院ではLDRへ移動して出産を行いますが、子宮口がひらき出血したなどの出産の兆候がでるまでは部屋で痛みに耐えなければいけなかったんです

同室者がいると気をつかってしまうので、個室を選んでよかったです

金銭面が不安で個室をあきらめる人もいると思います

あとで今回の中期中絶にかかった費用(お金)をまとめますが、私の場合は出産一時金を利用し、支払いは文書代(出産一時金の対象外)のみでした

人によっては10万円以上返金があったり、反対に10万円ほど支払いをする人もいます

もし金銭面が不安だったら、いくらくらいかかるのか病院へ事前に確認したほうがいいと思います

大体の金額を教えてくれますよ

私は経産婦のため、お産のスピードはある程度はやいだろうという医師の見立てで入院初日は13時30分(午後1時30分)から入院しました

これから実際の体験談を忠実にこのブログに記していきます

あくまでも私の場合ですので、一参考程度に読んでくださいね

中期中絶(人工妊娠中絶手術)入院1日目レポ

最初に入院初日の様子を簡単にまとめますね

13時半入院手続き→部屋で荷物整理→看護師による血圧・体温・酸素飽和度測定→尿検査→16時医師から腹部エコー、子宮口をひろげる薬をいれる→抗生剤を飲んで1日目終了

中期中絶(人工妊娠中絶手術)の前処置~ラミナリア~

前日に入院書類を受け取っており、入院直後の看護師からの検温時に問診票を提出

その時は特に看護師からの説明はなかったため、検温などが終わって看護師が部屋から出ようとしたときに今後のスケジュールを教えてほしいとお願いしました

(結果的に入院初日の夜19時ころに助産師からスケジュールの説明がありました)

検温のあとは何もすることがなく、部屋で過ごしていましたが…

15時45分に看護師(助産師)が部屋にきて、16時から医師の診察があり、薬をいれるため診察前にトイレを済ませておいてくださいと言われました

16時に部屋から診察室へ移動し、ズボンと下着を脱いで検診台(内診台)へ座ったまま腹部エコーで赤ちゃんの様子を簡単に確認してから前処置を行います

検診台(内診台)はお腹から先をカーテンで仕切られていたため、実際には私はエコーで赤ちゃんの様子を確認することはできなかったんですが、先生が「赤ちゃんの心臓は動いていますね。では処置にはいりますね」と教えてくれて…

私は返事はできずにポロポロと泣いちゃってました

まだ赤ちゃんの心臓は動いて生きているのに、これから出産するとまだ妊娠20週なので確実に赤ちゃんは生きられません

自分の選択がどんなに残酷なことをしているか後悔したんです

先生は「大丈夫ですか?」とたびたび確認してくれ、前処置はすすんでいきました

前処置は子宮口へ金属を入れて消毒してから、子宮頸管内にラミナリア(ほかにも種類があります)という棒状の子宮頸管拡張材・子宮頚管熟化剤を3本挿入し、ガーゼを入れて終了です

医師「今からいれてきますよ」

看護師「ゆっくり深呼吸してくださいね」

と声をかけてくれ、呼吸に集中することであまり傷みは感じませんでした

私が入院した病院での前処置は、入院初日の16時にラミナリアの挿入3本とガーゼのみでした

ラミナリア挿入は人によって激痛~軽い痛みまで様々です

医師による処置技術にもよるかもしれませんが、私は深呼吸して力を抜くように意識したことで傷みは軽減したので試してみてくださいね

陣痛中の痛みを逃すときにも、ゆっくりと深呼吸をして力を抜くというのは有効です

人工妊娠中絶手術~前処置後の痛みの経過~

ラミナリア挿入という前処置を診察室で行い、部屋をでてから5分後には歩いて部屋へもう戻ってこれるくらいの時間でした

ラミナリア挿入後は挿入後から下腹部が重苦しいような感覚があり、軽い生理痛のような痛みです

ベッドに横になっていればそこまで気にならない程度の痛みだったので、ベッドに横になり夕食までゆっくりと過ごして過ごしました

前処置後はトイレへ行っても問題ないですし、特に過ごし方に制限はないです

ただ注意点はあって、トイレへ行ったときにガーゼがでてきたり、挿入したラミナリアがでてくる場合があるそうです

そのため、できるだけ触らないように、また出てきた場合はすぐに教えてくださいとのことでした

入院初日はラミナリア挿入の前処置一回のみで、あとは夕食後に抗生剤を1錠飲んで、シャワーをあびた後手術着に着替えて、就寝までまたゆっくりと過ごしました

前処置後に助産師から言われたのは…

早い人だと夜に破水したり、夜に陣痛がきて出産する人もいるため、何かあったらすぐに教えて下さい、シャワー後は手術着に着替えて、手術着の下は下着のみにしてくださいと言われたんです

私は妊婦用下着に夜用のナプキンを着用していたのですが、入院2日目は出血が多く妊婦用下着を捨てる羽目になっちゃって…

ショーツ型のナプキンにしておけばよかった!と後悔したんです

2日目は陣痛による痛みが強く、私自身ではナプキンを変えることはできなかったんですよ

ショーツ型のナプキンだとそのまま捨てることができるし、どこでも買えるため用意しやすいのでショーツ型ナプキンを用意しておくことがおすすめです

私は夜間に破水や陣痛はなく、下腹部が少し重苦しい感じだけだったので、夜は新生児の赤ちゃんの泣き声で起きることはありましたが朝まで比較的寝られて入院1日目は終了です

余談として、2日目の出産後は貧血により退院までシャワーをあびれなかったので、入院初日の夜にシャワーをあびていてよかったです

人工妊娠中絶手術は人それぞれ

私は入院前日、1日目にたくさんの中期中絶(人工妊娠中絶)した方のブログや体験談を読みました

それで思ったのは大体人工妊娠中絶手術の方法は同じなのですが、人や病院によって薬の量などは異なるんです

午前中から入院し、時間をおいて3回かけてラミナリアの挿入本数を増やしていったというブログが多かったのですが、私は入院初日は夕方の前処置1回のみでした

そのためこの体験談は一参考程度になります

私はどのような経過ですすんでいくのかわからず不安だったため、看護師へ質問して何時に何の処置を行うのか事前に確認していてよかったと思っています

前処置後に今後のスケジュールを教えてもらったので、心の準備ができました

人によって考え方は異なりますが、もし不安だったら遠慮せずに確認することをお勧めします

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