日本各地の特産品が実質2000円でもらえる「ふるさと納税」
「寄附金控除」という制度を使うことで、所得税と住民税の税金が軽減されます
ワンストップ特例を利用したから確定申告をしなくて大丈夫!という方
ふるさと納税のワンストップ特例が利用できない場合があります
ふるさと納税を利用して、確定申告をしないといけない人をまとめます
Contents
ふるさと納税の確定申告をしなきゃいけない人
ワンストップ特例を利用した人は、確定申告しなくて大丈夫です
ただし…
下記にあてはまる場合は、確定申告をしないといけません
寄附した自治体が6か所以上の人
ワンストップ特例を受ける条件は、1年間に寄付した自治体が5か所以下であることです
6か所以上の自治体にふるさと納税した人は、確定申告をしないといけません
気を付けないといけないのは…
同じ自治体にふるさと納税を6回した場合は、ワンストップ特例の対象です
違う自治体に6か所以上、ふるさと納税をした人は確定申告をしてくださいね
寄附した自治体のうち一つでもワンストップ特例を送りわすれた人
寄附したすべての自治体にワンストップ特例の申請書を提出した場合は、確定申告は不要です
ただ、ワンストップ特例の申請書を一か所でも送り忘れた場合…
未提出の自治体だけではなく、寄附した全自治体分の確定申告が必要です
医療費控除やポイ活などで確定申告をする人
住宅ローン控除をはじめて受ける
医療費控除を受ける
ポイ活(副業)で稼いだ
上記のように確定申告をする予定の方
確定申告をする場合、ふるさと納税のワンストップ特例は利用できません
すでにワンストップ特例を送っていても、確定申告をすると無効になってしまいます
すでに、ワンストップ特例申請書を送った後でも大丈夫!
確定申告の際にふるさと納税もあわせて申告すると、寄附金控除を受けることができ2000円以外が戻ってきます
ふるさと納税の申告をしなかったらどうなる?
罰則はもちろんありません
ただ、税金の還付はありません
ふるさと納税で寄附した全額が自己負担になります
寄附した金額は、特産品などの返礼品以上の金額です
ワンストップ特例をし忘れた場合、確定申告を忘れずにしましょう
ふるさと納税の税金の戻り方
確定申告とワンストップ特例では、税金の戻り方がちがいます
合計の還付金額は同じなので、ご心配なく
確定申告→所得税と住民税、2か所から還付される
ワンストップ特例→住民税のみから還付される
まとめ『ワンストップ特例を利用できない人』
ワンストップ特例を利用できない人は、下記にあてはまる人です
寄附した自治体が6か所以上の人
ワンストップ特例を送りわすれた人
確定申告をする人
元々確定申告の予定がなかった人、ご安心くださいね
ふるさと納税の申告は難しくありません
受領証明書を添付して、寄附した自治体や金額を記入するだけです
手間はかかりますが、大切なお金なのでしっかりと確定申告をしてくださいね