こんにちは~、共働きOLのしゃちるです
私は老後不安にあおられ、結婚当初にやってしまった「保険の失敗談」があります
老後不安から、過度に保険加入してしまった
今日は、結婚したら保険に入るべきなのか?
Contents
新婚時代がお金に一番余裕がある!
夫婦2人暮らし(DINKS)の新婚時代が、人生で一番お金の貯め時です
共働き最強!!
食費や光熱費など出費は増えますが、2馬力では「お金を稼ぐ力」は爆発的に違います
共働き(DINKs)の場合、世帯月収に対する貯金割合は30%といわれていて、夫婦2人暮らしの新婚時代が一番家計に余裕のある状態です
結婚したら、保険に入るべきなの?
答えはYESでもあり、NOでもあります
よく本には、保険加入は必要最小限が鉄則と書いてあります
高額療養費制度などの保障が手厚いため、保険に入る必要性が低い
ただ、私は中学時代に入院手術を経験し、入院費だけじゃなく、テレビ代や飲み物代などこまごましたものお金がかかることを身をもって知っています
もし何かあり入院した時に、我慢したくない
「安心のために保険に入ろう」って気持ちが強く、保険加入は決めていました
保険は無料ではなく、お金がかかるものです
お金を支払ってまで安心を得たいか?
この気持ちは人によって異なるので、保険に入るべきか否かは人によって違うものと思います
保険に入る前に資産の確認が必要
結婚して数カ月たったころ、我が家の資産を夫婦で確認!
奨学金返済が残っているのに、株、投資信託、iDeCoに加え、保険の支払いで月10万円以上になっていて、ビックリしました
私のお給料の半分以上がふっとぶ計算です
保険の支払いだけで年間20万円弱もあり、完全に私の給料ありきの支出になっていました
今は共働きだから余裕があるけれど、夫は転勤族
もし転勤になったらどうしよう?!
すぐ次の仕事をみつけなきゃ!ってハッとした自分が…
夫からは「自分で加入したんだから、自分で払うんやで」って言われました、その通りですよね
保険や投資が悪いんじゃなくて、金額が問題
結婚当初は「保険は入るもの、保険は貯蓄もできる」って信じ込んでいたので、気付かないうちに保険の支払い金額が大きくなってました
老後不安から、新婚共働き時代が一番のお金の貯め時なんだから、保険に入らなきゃ!貯金や投資しなきゃ!と強迫観念があったんです
『お金を貯める仕組みつくり』に夢中になりすぎて、家計全体がみえていなかった!という本末転倒な結果に…
保険が悪いわけじゃない
その金額をずっと支払い続けられるかが問題
余裕のあるDINKsの今だけじゃなくて、将来一馬力になっても、子供の教育費がかさんでも、これからもずっと支払い続けられる金額なのか?
保険は、身の丈にあった金額が大切って気付きました
保険は、途中解約する可能性がある
もし、共働きじゃなくなったら?大きなお金が急に必要になったら?
このまま保険を支払い続けることができるかと考えたとき、答えはノーでした
積立投資信託や株は、いつでも積立金額を0にすることができるけど、保険は?
保険を途中で解約するとどうなるのか調べてみました
保険を途中で解約すると元本はいくらになるの?
保険って続けることが前提の利率なので、途中解約や払済→ガックシ元本割れします
学資保険や終身保険を売り止めされ、保険の利率はとても低いです
ドル建て保険は利率が高いってすごく保険屋さんですすめられますが、払い続けることが前提の利率です
保険やさんに「保険を解約か払済もしくは減額したい」と相談したところ、驚きの結果になりました
ドル建ての養老保険(リタイアメントインカム)
支払い済の金額46万円
↓↓↓
戻ってくるお金1700ドル
(1700ドル×110円/ドル=187000円)
保険を途中解約すると、273000円の損になる事実
46万円支払って、18万7000円しか戻ってこない結果ですよー!
こんなに少ないの?!ってめちゃくちゃビックリしました
「保険料が払えなくなったら減額という手もありますよ」と契約の時に保険やさんに言われましたが、【減額は一部解約扱い】になるため、どっちみち損になります
「契約の時は、そんなこと言ってなかったのにー!」
完全にあとの祭り状態でした…
保険を支払っていた期間は保障がついていますが、払済にすると保障がなくなります
保険契約してから短期間での解約・払済・減額は、大損することが今回の問い合わせでわかりました
身の丈にあった保険金額の大切さ
新婚夫婦時代はお金に余裕があるので保険(保障)をついつい手厚くしたくなります
ただ、これから出産や子育て、介護など色々なライフイベントを経験する過程で、その金額を払い続けることができるか?!
新婚夫婦の方には、冷静に考えてほしいです
保険を早期に解約、払済、減額することは、大きな損をすることになるので、保険に入ることは大きなリスクを伴います
私は、共働きのうちは無理して保険に入らなくてよかった!子供が生まれてから収入保障の保険に入っておけばよかった~と後悔しています
新婚夫婦の方は、身の丈にあった金額を冷静に考えて、楽しい新婚生活をお送りください♪