ソーシャルレンディングの【クラウドクレジット】で投資していたファンドが満期を迎え、全額返還(返済)、分配金がもらえました
クラウドクレジットは毎月分配ではなく、満期一括返済になります
2018年2月にはじめてから今日までに、3つのファンドが満期を迎えたので一つずつ報告していきますね
最後に、クラウドクレジットでどのファンドへ投資したらいいのかまとめます
Contents
【ジョージアラリ建て】マイクロローン事業者ファンド5号、分配金の利回りは?
1万円の出資に対し、出資金の返還10000円+分配金624円-源泉徴収額(日本)127円=10497円
実質利回り4.97%という結果でした
この案件は3つの中で一番利回り高かったものです
【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド27号、分配金の利回りは?
1万円の出資に対し、出資金の返済10000円+分配金116円ー源泉徴収税(日本)23円=10093円
実質利回り0.93%という結果でした
東欧金融事業者支援ファンド64号、分配金の利回りは?
1万円の出資に対し、出資金の返済10000円+分配金72円ー源泉徴収税(日本)14円=10058円
運用期間7カ月と短いですが、実質利回り0.58%という結果でした
【クラウドクレジット全体の損益分布図】利回り平均値5.94%
2018年12月末時点での全体の損益分布図をみると、利回りの平均値5.94%となっています
けれど、私が出資したファンドの実質利回りは、4.97%、0.93%、0.58%という結果でした
源泉徴収税を考慮しても、利回りの平均値とはかけ離れていたことになります
ここで大切なのはなぜ乖離がみられたのかということです
運用レポートを読むことで原因がわかり、今後の投資方針が固まってきました
【クラウドクレジット】満期時運用レポートを確認しよう
満期時運用レポートはファンドの満期時にメールで配信されますし、クラウドクレジットのホームページから誰でも確認することができます
【ジョージアラリ建て】マイクロローン事業者の運用レポート
満期返済が2週間ほど遅延した理由、利回り低下の原因が書かれています
実は今回、案件の返済遅延があったので心配していたのですが、理由は政治上の不運でクラウドクレジットに不手際はなかったです
そして、経過日数に相当する利息ももらっていました
利回り低下については、運用開始時に1ジョージアラリ当たり43.2871円だった換算レートが、運用終了時に1ジョージアラリ当たり41.2799円と円高が進行したためです
運用期間中は期待するほどではありませんが、安定していますね
【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者報告レポート
さて、問題は利回り1%を下回ったこちらです
運用レポートをみると、貸したお金は最終的に回収できていたんですが…
利回り低下は、円高が進行したことが一番の原因でした
・トランプ政権がロシアに追加制裁を科すと発表したこと
・2018年年末から世界的な景気不安がおこったこと
この2点から円買いがすすみ、ルーブルが大きく値を下げたことが原因で円建てでの収益が下がってしまったんです
運用期間中はマイナスだったこともあり、最後持ちこたえてくれてよかったです
【クラウドクレジット】のリスク、デメリット
今回出資した3つのファンドはすべて事業は大きな問題はなく、貸したお金は回収できていました
そうすると利子を受け取っているから、利回りは大きくプラスになる計算です
けれど、ここでクラウドクレジットの強みでもあり、弱みがみえてきました
事業がうまくいっても、円高になると利益がへる(マイナスになる可能性も)
今回、事業がうまくいっていたのに利回りが低下した原因は、すべて円高が進行したためでした(円安がすすめば、利益はグッとふえていた)
クラウドクレジットは海外へ投資をしています
そうすると、ファンドのリスクと為替のリスクの2つに気を付ける必要があるんです
クラウドクレジットへ投資する時は、【為替差損】を忘れちゃいけません
【為替ヘッジなし】
ファンドのリスクと為替のリスクの両方を負わないといけない
円安→利益大、円高→損をする可能性あり
【為替ヘッジあり】
円高のリスク回避になるが、利益は小さくなる
円高になるか、円安になるかは予想できないので…
リスクを減らしたい私は【為替ヘッジあり】を選ぼうと思います
【クラウドクレジット】今後の投資方針・投資金額
私はこれからも10~15万円と無理のない範囲で投資を続けます
2018年秋から年末にかけて、世界的な景気不安で株価がどんどん下がりましたよね…
投資のリスク分散のひとつとして、クラウドクレジットはアリだと思いました
というのも、今回返還になったファンドは、ちょうど世界中の経済が不安定な時に運用されていたものでした
世界中の経済は不安定でも、事業自体は問題なかったんです
円高のリスクはありますが、株よりはリスク低いかなって安易な考えです
【クラウドクレジット】どのファンドを買ったらいいの?
結局、どのファンドに投資したらいいのか悩みますよね…
杉山社長は、全張りをオススメされています
【全張り】とは、『貸付先、地域、業種、通貨』をできるだけ分散してファンドを買うことです
クラウドクレジットはどのファンドも、組成チームが何カ月もかけて審査を行い、投資委員全員が賛成した案件だけを取り扱っています
それでも、どんなに魅力的な事業や社会的に意義がある事業を行っていても、倒産する確率はゼロではありません
どこが倒産するかは予想できないので、できるだけ分散してファンドを買う【全張り】がクラウドクレジットでオススメする投資手法になります
私はできるだけ分散する【全張り】で、さらにリスクを減らしたいので…
【為替ヘッジあり】を選び、ロシアや中国はトランプ政権との確執が起こりやすいので投資対象からははずしています
そして、ファンドへ投資する時期もズラしてリスクを減らしています
杉山社長の書籍「さらば銀行」を読むと、クラウドクレジットに投資をするポイントがわかりますよ~
本の中身の一部は、ブログでも紹介されています→杉山社長のブログはこちらから
まとめ【クラウドクレジットの魅力】
クラウドクレジットへ3万円出資し、648円の利益になりました
平均利益6%からは遠かったですが、円高が進行していたのに利益がでてうれしいです
実際に分配金をもらってみて、リスクはあるから資金はつぎこめませんが…
リスク分散の一つとしてアリだなって印象です
クラウドクレジットの投資先である発展途上国の成長はめまぐるしいですし…
クラウドクレジットは、ファンドを購入した後はほったらかしなので楽なんです♪
色々な投資手法をためして、コツコツお金をふやしていきたいです